男性更年期(LOH症候群)とは
男性更年期障害(LOH症候群)は、加齢に伴う男性ホルモン(テストステロン)の低下によって引き起こされる症状です。)40代後半から見られ、50〜60代で最も多く発症した後は長期的に症状が持続します。
LOH症候群の症状
身体症状
- 関節痛・筋肉痛
- 疲労感・倦怠感
- 発汗・ほてり
- 肥満・メタボリックシンドローム
- 頻尿
精神症状
- イライラ・不安・パニック
- うつ・不眠
- 興味や意欲の消失
- 集中力・記憶力の低下
性機能症状
- ED(勃起障害)
- 性欲低下
LOH症候群が進行すると起こりうること
LOH症候群を放置すると、メタボリックシンドローム・心筋梗塞・脳梗塞などのリスクが高まります。また、うつ症状が悪化することもあります。早期に診断・治療を始めることで、倦怠感・意欲低下などの症状の改善が期待できます。
当院の診断方法
男性更年期(LOH症候群)が疑われる場合は、まず問診とAMSスコアで症状の程度を確認します。
そのうえで、男性ホルモンであるテストステロンの値を測定し、必要に応じて遊離テストステロンも確認します。
また、治療を開始する前の基礎値を把握するため、初診時にはPSA検査も行います。
※ 総テストステロン 2.5ng/mL未満、または遊離テストステロン 7.5pg/mL未満などを目安に、総合的に診断します。

当院の治療アプローチ
男性更年期(LOH症候群)では、生活習慣の見直しと並行して、必要に応じてアンドロゲン補充療法(ART)を行います。当院では、エナント酸テストステロンの注射を2週間ごとに行う方法を基本としています。 治療を開始する場合は、症状や検査値を確認しながら、無理なく継続できる方法を一緒に相談します。
生活習慣の見直し
睡眠・運動・体重管理など、ホルモンバランスに関わる生活面も確認します。
ARTによる治療
男性ホルモンを補う治療です。2週間ごとの注射を基本に行います。
定期的な確認
症状の変化や検査値を見ながら、治療を続けるかどうかを相談します。