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コラム

帯状疱疹ワクチン
50歳から考えたい「あの痛み」を防ぐ選択肢

2026.07.08 予防接種
帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、日本人の3人に1人が生涯で発症すると言われています。特に厄介なのは「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる後遺症で、皮膚が治った後も神経の痛みが数か月〜数年続くことがあります。

帯状疱疹とはどんな病気か

子どもの頃に水ぼうそうにかかったことがある方の体内には、水痘・帯状疱疹ウイルスが神経節に潜伏しています。加齢・疲れ・ストレス・病気などで免疫力が低下したときに再活性化し、帯状疱疹を発症します。皮膚に水ぶくれを伴う発疹と強い痛みが特徴で、胸から背中にかけて、または顔の片側に帯状に現れることが多いです。

帯状疱疹後神経痛について

帯状疱疹が治った後も3か月以上痛みが続く状態を「帯状疱疹後神経痛(PHN)」と言います。日常生活に大きな支障をきたし、治りにくい後遺症です。50歳以上・免疫力が低下している方ほどリスクが高くなります。

2種類のワクチンの特徴と選び方

乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」(生ワクチン)

  • 対象:制限なし
  • 接種回数:1回(5〜7年後に再接種推奨)
  • 特徴:1回の接種で済む。免疫低下状態の方には接種できない場合がある

シングリックス(不活化ワクチン)

  • 対象:50歳以上、および18歳以上で免疫低下リスクのある方
  • 接種回数:2か月間隔で2回
  • 特徴:有効期間9年以上と長い。重症化予防効果が高い。不活化ワクチンのため免疫低下状態でも接種可能

シングリックスは副反応が出やすいワクチンです。接種翌日は予定を入れないことをお勧めします。副反応の強さは2回目より1回目の方が強く現れることが多いです

接種のタイミング

50歳を超えたら、体調の良いときに接種を検討してください。
生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」を含む)を接種する場合、
他の生ワクチンとの間隔は原則として27日以上あける必要があります。
生ワクチンの同日接種なら可能で、不活化ワクチンと生ワクチンを組み合わせる場合も間隔の制限はありません。

費用について

シングリックスは取り寄せ対応となるため、ご予約時に事前決済をお願いしております。 費用は1回 29,700円(税込)で、事前決済 24,700円、接種当日に手技料相当分 5,000円を頂戴します。

接種をご希望の方は、予約時にあわせてお手続き方法をご確認ください。

医師紹介(監修)

長田 潤

長田 潤 先生

うるうクリニック統括院長

帯状疱疹後神経痛は日常生活に大きな影響を与えます。50歳を超えたら、なるべく早めに接種を検討していただくことをお勧めしています。

うるうクリニック港南台での受診について

接種を迷っている方も、まずご相談から始めていただけます。うるうクリニック港南台では土日も診療しています。

長田 潤 先生