PRIMARY ALDOSTERONISM

治りにくい高血圧(原発性アルドステロン症)

このページで解説している症状・状態

  • 血圧の薬を3種類以上飲んでいるが下がらない
  • 血液検査でカリウムの値が低いと言われた
  • 睡眠時無呼吸症候群がある
  • 40歳未満で高血圧と言われた
  • 副腎に腫瘍があると言われた

うるうクリニック港南台では、原発性アルドステロン症の専門的な検査(カプトプリル試験)を行っています。

原発性アルドステロン症とは

副腎(腎臓の上にある小さな臓器)からアルドステロンが過剰に分泌される病気です。高血圧患者さんの5%〜10%を占め、通常の高血圧より脳卒中や心不全を起こしやすいため、薬でなかなか下がらない方は検査を受けることが重要です。

原発性アルドステロン症の症状

  • 高血圧(薬を飲んでも下がりにくい)
  • 脱力感・筋力低下
  • 尿量の増加
  • 不整脈
  • 睡眠時無呼吸症候群の合併

進行すると起こりうること

原発性アルドステロン症を治療せずに放置すると、通常の高血圧より脳卒中・心不全のリスクが高いことが知られています。早期に診断・治療を始めることで、血圧のコントロールが改善し、リスク低減につながることが期待できます。

当院の診断方法

アルドステロン濃度・レニン活性・カリウム値を測定します(基礎値スクリーニング)。カプトプリル試験は院内で実施でき、60分・90分後に採血を行います。副腎静脈サンプリングが必要な場合は専門医療機関(済生会横浜市南部病院・横浜栄共済病院・横浜労災病院・横浜市立大学附属病院・横浜市立大学附属市民総合医療センター)をご紹介します。

当院の対応方針

手術(片方の副腎に腫瘍がある場合)

専門医療機関をご紹介します。

薬物療法

両方の副腎に腫瘍がある場合や手術ができない場合は、ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(スピロノラクトン・エプレレノン・エサキセレノン)で治療します。

受診の流れ

1

Web予約

Web予約システムからご予約ください。完全予約制・土日も診療しています。

2

事前問診票の入力

ご来院前に、Web問診へお答えください。現在服用中の降圧薬・血圧の数値をご記入ください。

3

来院・診察

これまでの血液検査結果があればお持ちいただくと参考になります。医師が症状・服薬状況・経過を丁寧にお聞きします。

4

血液検査・カプトプリル試験

アルドステロン濃度・レニン活性・カリウム値を測定します。カプトプリル試験は院内で実施でき、60分・90分後に採血を行います。

5

結果説明・治療方針のご提案

検査結果をもとに、当院での薬物療法で対応できるか、専門医療機関で詳しい検査が必要かをご説明します。

副腎静脈サンプリングや手術が必要な場合は、連携医療機関へご紹介します。