うるうクリニック港南台では、尿崩症の専門的な診断と治療を行っています。
尿崩症とは
尿崩症は、体内の水分量を適切に調節できなくなる病気です。多尿(1日3L以上)や強いのどの渇きが主な症状として現れます。有病率は約25,000人に1人程度のまれな病気です。
尿崩症には、ホルモンの分泌が不足する「中枢性尿崩症」と、腎臓がホルモンに反応しにくくなる「腎性尿崩症」があります。原因によって治療方針が異なるため、症状や検査結果をもとに慎重に確認します。

尿崩症の症状
- 尿がたくさん出る(1日3リットル以上、時には10リットル以上)
- のどが異常に渇く
- 水をたくさん飲む
進行すると起こりうること
慢性的な脱水状態が続き、電解質異常(高ナトリウム血症)が悪化します。重篤な場合は意識障害に至ることもあります。早期の診断と治療が重要です。
当院の診断方法
血液検査・尿検査
電解質バランス、血中ナトリウム濃度、尿の濃さなどを確認し、脱水や尿崩症が疑われる状態かを評価します。
必要に応じた専門検査
負荷試験やMRI検査が必要と判断される場合は、連携する専門医療機関へご紹介します。当院では、まず症状や検査結果から専門的な評価を行い、必要な検査へつなげます。
当院の治療アプローチ
中枢性尿崩症
抗利尿ホルモンに似た作用をもつデスモプレシンを使用し、体内の水分を保ちやすくします。内服薬や点鼻薬など、状態に合わせて治療を行います。
腎性尿崩症
デスモプレシンが効きにくいため、十分な水分補給や塩分制限などを中心に管理します。必要に応じて薬物療法を検討します。