うるうクリニック港南台では、受診当日に甲状腺エコー検査を実施できます。
甲状腺のしこりとは
バセドウ病や橋本病は甲状腺全体が腫れますが、甲状腺に結節(しこり)ができることがあります。結節ができて甲状腺の一部が腫れることを結節性甲状腺腫と呼びます。
結節には正常な細胞が異常に増殖したものと、腫瘍の2つがあり、腫瘍には良性と悪性のがんがあります。触診で甲状腺腫瘍が発見された場合、がんの頻度は5〜17%です。
甲状腺腫瘍は良性であることが多く、がんである確率は高くはありませんが、精密な検査で確認することが重要です。

のどの腫れ・しこりの症状
しこりが小さい場合
ほとんど症状がありません。
しこりが大きくなると
- 気管や食道の圧迫感・飲み込みにくさ
- 声のかすれ(声を出す神経への影響)
- 急に腫瘍が大きくなると痛みが出ることもある
のどの腫れ・しこりが進行すると起こりうること
良性の腫瘍であれば、大きくなるまで症状が出ないことが多いですが、放置することでどんどん大きくなる場合があります。悪性(がん)であった場合は早期発見・早期治療が重要です。乳頭がんの15年生存率は約95%と良好ですが、早期発見が予後を大きく左右します。
甲状腺のしこりは早期にエコー検査で評価することでは早期に診断・治療を始めることで、良性・悪性の鑑別が可能となり、必要な対応を早期に開始できることが期待できます。気になる腫れやしこりがあれば、まずエコー検査を受けてみてください。

当院の診断方法
当院でできる検査
- 甲状腺エコー検査:
甲状腺の大きさ・内部構造・しこりの性状(大きさ・形・境界・石灰化など)を確認します。悪性の可能性を示唆する所見がある場合は、さらに精密検査を行います。 - 血液検査:
甲状腺機能やサイログロブリン(腫瘍マーカー)という、甲状腺の状態を見る血液検査項目を調べます。
必要に応じて専門医療機関へ紹介
- 穿刺吸引細胞診:
腫瘍がある程度以上の大きさでがんが疑われる場合、腫瘍に細い針を刺して細胞を顕微鏡で調べます。 - CT・MRI検査:
がんが確認された場合、転移の有無を確認するため近隣の専門医療機関でCT検査などを行います。
当院の対応方針
甲状腺エコー検査で状態を確認
しこりの大きさ・形・境界などを確認します。痛みはなく、5〜10分程度で行えます。タートルネックや首回りのアクセサリーは検査前に外していただく必要があります。絶食は不要です。
良性腫瘍の場合
症状がなければ特に治療は行わず経過を見ます。
悪性(がん)が疑われる・確認された場合
甲状腺外科や耳鼻咽喉科の専門医療施設と連携をとって適切な検査・治療を進めます。
甲状腺のしこりは良性のことも多くありますが、見た目や触っただけでは判断が難しいため、まずはエコー検査で状態を確認することが大切です。