「最近、動悸がする」「汗をかきやすくなった」「体重が急に変わった」——これらを「更年期のせい」と片付けていませんか。
なぜ甲状腺疾患は見過ごされやすいのか
甲状腺ホルモンは全身の代謝を調節するホルモンです。このホルモンが過剰になると(バセドウ病など)代謝が上がりすぎて動悸・発汗・体重減少が起こります。不足すると(橋本病など)代謝が下がり体重増加・むくみ・だるさが現れます。これらの症状は更年期障害と非常によく似ているため、「年齢のせい」「ストレスのせい」と思い込んで受診が遅れるケースが後を絶ちません。
甲状腺ホルモンが過剰なとき(バセドウ病)の特徴
- 食欲があるのに体重が減る
- 脈が速い・動悸がする
- 手が震える
- 汗をかきやすく暑がり
- イライラ・不眠
- 首の腫れ
甲状腺ホルモンが不足しているとき(橋本病)の特徴
- 体重が増えた(食欲がないのに)
- むくみ・寒がり
- 疲れやすい・だるい
- 気分が落ち込む
- 声がかすれる・便秘
診断はシンプルです
血液検査で甲状腺ホルモン(FT3・FT4・TSH)を測定することで確認できます。うるうクリニック港南台では院内迅速検査が可能で、受診当日にエコー検査も実施できます。
治療について
バセドウ病は抗甲状腺薬による内科的治療が基本です。橋本病で甲状腺機能が低下している場合は甲状腺ホルモン補充療法(チラーヂンS)を行います。
医師紹介(監修)
長田 潤 先生
うるうクリニック統括院長
長田 潤 先生
うるうクリニック統括院長
動悸・発汗・体重変化は甲状腺ホルモンの異常でも起こります。血液検査1本で確認できますので、気になる方はまずご相談ください。