COLUMN

コラム

A型肝炎ワクチン
海外渡航前と慢性肝疾患のある方に特に推奨

2026.07.08 予防接種
A型肝炎ワクチン

A型肝炎は日本国内では比較的少ない感染症ですが、海外渡航中に感染するリスクがあります。渡航前の準備として、ぜひ接種を検討してください。

A型肝炎とはどんな病気か

A型肝炎ウイルスによる一過性の感染症です。糞便から排泄されたウイルスが水・食べ物・魚介類を介して口から入ることで感染します(経口感染)。性交渉での感染もあります。

主な症状

  • 2〜7週間の潜伏期間の後、急な発熱・全身倦怠感・食欲不振・吐き気
  • 数日後に黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)
  • 高齢者・慢性肝疾患のある方は重症化しやすい

接種対象

  • A型肝炎が流行している国・地域への渡航者(特に途上国・流行国)
  • 慢性肝疾患(B/C型肝炎・肝硬変など)のある方
  • 高齢者

接種スケジュール

3回接種(初回・2〜4週後・24週以降)でほぼ100%の抗体獲得が期待できます。3回接種後は約5年間効果が持続し、その後5〜10年ごとの追加接種が推奨されます。海外渡航前は出発1〜2か月前までに受診し接種を開始するのが理想です。

副反応について

よくある副反応

  • 接種部位の赤み・腫れ・痛み(2〜3日で自然に回復)
  • 倦怠感・頭痛・発熱(比較的稀)

稀な副反応

  • アナフィラキシー

費用について

接種費用の詳細は当院の予防接種ページをご確認ください。

医師紹介(監修)

長田 潤

長田 潤 先生

うるうクリニック統括院長

海外渡航を予定している方、慢性肝疾患をお持ちの方には、出発の1〜2か月前からの接種開始をお勧めしています。早めの準備が大切です。

うるうクリニック港南台での受診について

接種を迷っている方も、まずご相談から始めていただけます。うるうクリニック港南台では土日も診療しています。

長田 潤 先生