メニュー

食事療法:脂質異常症の治療:生活習慣を見直そう

食事の見直し

脂肪分の多い食品や糖質を多く含む食品を減らし、バランスの取れた食事を心がけましょう。特に、悪玉コレステロールを増やす飽和脂肪酸(バターや脂肪分の多い肉)は控えめにし、HDLコレステロールを増やす効果が期待できるオメガ3脂肪酸(青魚、ナッツ類など)を積極的に摂ることが推奨されます。また、食物繊維や未精製の全粒穀物(玄米やオートミール)を多く含む食事は、血中のLDLコレステロールを減らす助けになります。

運動の習慣をつくる

定期的な有酸素運動は、HDLコレステロールを増やし中性脂肪を減らす効果があります。残念ながらLDLコレステロールは有酸素運動だけではなかなか下がりません。筋力トレーニングを行うとLDLコレステロールが下がるという報告があります。有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせればより効果的です。ウォーキングやサイクリングなど、無理のない範囲で始めて、少しずつ強度を上げていきましょう。

禁煙・節酒

喫煙はHDLコレステロールを低下させ、動脈硬化を進行させるため、禁煙が必要です。また、アルコールの摂りすぎは中性脂肪を増やすので、節度ある飲酒を心がけましょう。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME