ガーディアンコネクトを体験してみました。
みなさんこんにちは。うるうクリニック港南台、医師の山田です。先日、院長の記事でも(2019/10/5の記事参照)ガーディアンコネクトが取り上げられておりましたが、実際に私も体験してみましたので、お伝えします。
リアルタイムCGMとは
ガーディアンコネクトはリアルタイムCGMと呼ばれるものになります。糖尿病の方の中には血糖測定をご自身でされている方もいらっしゃいますが、測定と測定の間の血糖が分からないという問題がありました。リアルタイムCGMはその場で分かる持続血糖測定のことであり、血糖の変化が点ではなく、線で表示されるので、今まで気づかなかった高血糖や低血糖に気づくことができ、よりよい治療につなげていくことができます。以前のリアルタイムCGMは専用の機械を持ち歩かなければなりませんでしたが、このガーディアンコネクトはスマートフォンのアプリでできるようになりました。
実際のやり方
- アプリをダウンロードする
- アプリ上でID、パスワードなどの設定を行う
- トランスミッタと呼ばれる小さな貝殻状の機械をお腹や二の腕などに装着する(痛みはほとんどありません)
- スマートフォンのアプリとbluetoothで連動させる
- 血糖測定を行い、数値をアプリに入力する
ここまでやると、スマートフォンにこのように表示されます(実際私がつけてみたときの画面です)。
患者さんご自身もその場で血糖の変化が分かるので、食事・運動療法に活かすことができ、またこの結果は医療者側も見ることができるので、これをもとに診療を進めていくことができます。実際に装着してみて、血糖の変化がよく分かるので、非常によい機械だと感じました。
対応機種について
現時点では対応しているスマートフォンは限られており、ほとんどのiPhone(例外あり)と一部のiPad、一部のAndroid機種になります(詳細はこちら)。ご興味がある方はぜひ診療の際に申し出ください。