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横浜市では、インスリン注射の使用済み針はご自宅で燃えるゴミの日に捨てられます。

[2021.08.27]

〜横浜市の場合は〜

【注射針やチューブ等の医療器具類は医療機関や薬局へ、燃やすゴミに出す場合は中身の見える固い容器にいれてお出しください。】

中身が確認できる堅い容器に入れて蓋を閉め、「燃やすごみ」に出します。そのため、当院でもそのように自己処理をお願いしております。その際、誤ってリサイクルされてしまうので、プラスチック製容器包装には出さないようにしましょう。

自宅での処理が難しい場合は、医療機関・薬局にお持ちいただいても結構です。回収システムの参加薬局のポスター・ステッカーが貼られているところでは、どこでも破棄してもらえます。薬局により一部回収していないものもあるので詳しくは薬局にお問い合わせ下さい。

 

当院には、糖尿病の患者さんに日々多くご来院していただいています。糖尿病の患者さんの中にはインスリンの注射を自ら打つ方もいるので、自己注射針が在宅医療廃棄物として出ている方も多いでしょう。

そこで問題となってくるのが、使用済みとなった針の処理方法です。

自宅で出た使用済みの注射針には正しい捨て方があることをご存知でしょうか?

そのままゴミ箱に捨てることがNGなのはご存知の方も多いかと思いますが、お住まいの地域によっても捨て方が異なっているなど、気をつけなければいけないことがいくつかあります。

今回は、そんな注射針の捨て方についてご紹介していきます。

【そもそも在宅医療廃棄物とは?】

医療行為に関係して排出される廃棄物(ゴミ)のことを指し、廃棄物処理法上の区分では「感染性廃棄物」と言い、「特別管理廃棄物」に区分されます。

病院外で出た医療系の廃棄物には、注射針などの鋭利なものも含まれるため、住民や収集作業員の事故の原因となるので、使用済みの注射針や期限が切れたり残ってしまったお薬は安全な処理を行います。

 

【使用済みの注射針による事故】

燃やすゴミの収集時や資源物の選別施設において、作業員の針の刺し事故が発生しています。刺し傷になるだけでなく、そこから血液を介してウイルス病原体の感染を生じる事故も多発しています。最近では新型コロナウイルスの流行もあり、感染拡大防止のためにも正しい処理方法が求められます。

☆自宅以外の排出先

■調剤薬局

■医療機関

■市町村でも収集可能(燃えるごみが原則)

 

〈情報元〉

・一般社団法人横浜市薬剤師会

・日本医師会

・横浜市ホームページ

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