ワクチン接種間隔|27日あける必要があるのはどんなとき?
ワクチン接種を27日あける」はどんなとき?
ワクチンを接種する際に、「次のワクチンまでどれくらい間隔をあければいいですか?」
とよく質問を受けます。
現在の日本のルールは、実はとてもシンプルです。
結論
覚えておくポイントはこれだけです。
生ワクチン同士を別の日に接種する場合だけ
27日以上あける必要があります。
それ以外は
同日接種も可能
接種間隔の制限もありません。
ワクチン接種間隔の整理
| ワクチンの組み合わせ | 同日接種 | 接種間隔 |
|---|---|---|
| 生ワクチン × 生ワクチン | 可能 | 27日 |
| 生ワクチン × 不活化ワクチン | 可能 | 制限なし |
| 不活化ワクチン × 不活化ワクチン | 可能 | 制限なし |
生ワクチンとは?
生ワクチンとは、弱毒化したウイルスを使ったワクチンです。
主な例
-
MRワクチン(麻しん・風しん)
-
水痘ワクチン
-
おたふくかぜワクチン
-
BCG
生ワクチンは、体内で軽く増殖して
自然感染に近い免疫を作る仕組みになっています。
なぜ27日あける必要があるのか?
生ワクチンは接種後、体の中でウイルスが増えながら免疫を作ります。
この途中で別の生ワクチンを接種すると
-
免疫反応が干渉する
-
十分な抗体ができない可能性
があると考えられています。そのため
別の日に接種する場合は
約4週間(27日以上)あける
というルールになっています。
同日接種はなぜOK?
同日に接種する場合は免疫反応が同時に始まるため干渉が起こりにくいと考えられています。
このため
-
小児ワクチン
-
海外の予防接種
でも
同時接種は一般的に行われています。
2020年にルールが変わりました
以前は
-
生ワクチン → 27日
-
不活化ワクチン → 6日
という接種間隔が必要でした。
しかし2020年10月から制度が変更され、
不活化ワクチンの接種間隔制限は廃止されました。
現在は「生ワクチン同士を別日に打つ場合だけ27日」となっています。
